VIRA JAPAN  NO79 YAMAHA ELECTONE  D60

エレクトーンはビンテージ楽器になるのかどうか

少々悩むところではありましたが

1977年の製造で、製造からかれこれ40年になると言う事で

今回あえてビンテージ楽器の仲間入りをしました。

それがこのエレクトーンD60

YAMAHA ELECTONE  D60


引き取った時は全く音も出ず

修理が出来るのかどうかも不明でした。

廃棄寸前の状態の時、

このエレクトーンを直して欲しいと言う方が現れ

お蔭で一命を取り止めたと言っても良いでしょう

そこでまずは電源周りからチェック

エレクトーンの裏ぶたをはずして

アンプとトレモロスピーカーを外してチェックしました。

YAMAHA ELECTONE  D60


結局コネクターとヒューズの接触不良と

基板のハンダ不良が有り、

これを修理して通電が出来ました。

電源アンプは洗浄後、接点復活剤等を塗布して

元気を取り戻しました。

YAMAHA ELECTONE  D60


トレモロ用スピーカーはモーターの動作チェックの他

ゴムベルトのテンションチェック

スピーカーのエッジチェック等

問題の無い事を確認

YAMAHA ELECTONE  D60


その後は内部のクリーニングを兼ねて

パーツ一つ一つを確認

YAMAHA ELECTONE  D60


取り敢えずこれで音が出る状態になりました。

実はこれからが以外と時間のかかる作業となります。

YAMAHA ELECTONE  D60


鍵盤の接点不良の解消

各スイッチボタンの接触不良の解消

音色レバーの動きの硬くなったものを一個一個修理

その後、エフェクトのかかり具合のチェック

各音量のチェック

各コネクターの接触チェック等々

ここで威力を発揮するのが

40年程前にエレクトーン技術研修で使った

接点磨き棒

これで鍵盤接点の接触不良を直します。

40年前の工具が今役に立っているのも

何か不思議な因縁を感じます。

YAMAHA ELECTONE  D60


兎に角、接点と言う接点

スイッチと言うスイッチの全てをチェックします。

ちょっとでも不良が有ったり、重かったり、ノイズが乘っていたりしたら

その都度修理、メンテナンスを行います。

その繰り返し

YAMAHA ELECTONE  D60


そして最後は大掃除

40年の年月でたまったホコリや汚れを

丁寧に落として行きます。

こうやって甦ったエレクトーンD60は

2016年7月9日に次なるオーナーの元にお届けしました。

その現場でちょっとしたビックリが・・・・・

オーナーさんがヘッドフォンを使ったら片一方が出ないと

接触不良があるのかなと接点復活剤を使ってヘッドフォン端子を磨いてみるが

やはり、片一方が全く出ない。

あまりにしっかりと出ないのでヘッドフォンを確認したら

ステレオ用ヘッドフォンでした。

D60、この時代はまだモノラルなんです。

YAMAHA ELECTONE  D60







 VIRAって何?  →  Vintage Instruments Restoration Activity
                      ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
           http://ramurinrindori.at.webry.info/201209/article_18.html


お問い合わせは

VIRA JAPAN (有)ラッキーパイン

℡046-280-4654までどうぞ


社長
社長


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

驚いた

この記事へのコメント