VIRA Japan 17    ハモンドオルガン オーロラ 222K2 修理


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           http://ramurinrindori.at.webry.info/201209/article_18.html







ハモンドオルガンのAURORA 222K2の修理依頼を頂きました。
ハモンドオルガンもB-3やC-3からコモドール、オーロラ等色々な種類のオルガンを発売していました。
今回のご依頼は鍵盤をし下ら引っ張り上げてしまい、鍵盤が不揃いになってしまった事と雑音その他幾つかの症状の修理でした。

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エレクトーン等であれば割りと簡単な作業なのですが、さすがハモンドオルガンとなると一筋縄ではいきません。
お客様も修理を依頼しても断られるばかりでどこに頼んだらいいのかネットで当社を探してご連絡頂いたそうです。

作業は本体を広い場所に引き出して先ずは分解から始まります。

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内部はホコリだらけになっていますので、作業の初めはホコリ取りのお掃除からです。


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上鍵盤のユニットはコントロールパネルを取り外し、その後鍵盤取り付けネジを外して行きます。

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ハモンドオルガンのこのタイプは鍵盤の取り付けが非常に厄介で、簡単には分解出来ません。

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鍵盤ユニットも1オクターブを半分に割った状態で組み合わされています。

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上に持ち上がった鍵盤は接着剤とネジ止めをして金属で出来た鍵盤のベースに取り付けます。

また他の鍵盤も同じように接着剤でとめこんで行きます。

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最後に鍵盤を取り付けいるときにはピアノ以上に上下左右の出を見ないと、鍵盤が不揃いになってしまい、ひどい時は隣の鍵盤に干渉してしまうようになります。このあたりはまさにアナログの極致とでも言えるでしょうか。

また雑音は鍵盤下にあるボリュウームの動作不良が原因でした。すぐに調整をして一件落着!!!

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この他ドローバーの動作も重く動きが悪かったので調整作業を施し、スムーズに動くようになりました。

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無事に修理が完了ました。
お客様もやっと元通りになったと大変喜んで下さいました。

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この記事へのコメント

チョビー
2017年06月07日 00:22
私も同じオルガンを所有しているのですが、長年使っていないこともあり処分しようかと検討しています。30年オーバーの楽器ということもあり、なかなか引き取ってくださる業者が見つからないですね。
自治体の大型ゴミに出すこともできず、分解して処分しようか迷っています。本当なら楽器自体を有効活用してくださる人がいればお譲りしたいものですが、輸送費が高いので恐らく無理なのでしょうね・・・流行り廃りで楽器が活用されずに止む無く処分されるのは心苦しい限りです。
pianoshokunin
2017年06月07日 00:22
チョビーさん、コメント有難う御座います。楽器の中でも電子オルガンは古くなると使って貰える方がいなくて、悲しいかなほとんどの場合廃棄処分となってしまいます。当社でも費用は掛かりますがお引き取りもしておりますので、もしお困りでしたらお声かけ下さい。

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