VIRA JAPAN 92 ハモンドオルガンB3000とレスリースピーカー21 VOL1

ハモンドオルガンB3000とレスリースピーカー21のセットです。

この度沖縄に行く事になりました。

遠方への発送となりますので、万全を期してメンテナンスを行います。

当初色々な不具合が発生しておりました。

上下鍵盤の特定のフィート数の半オクターブの音が出ない

ゴソゴソと言ったノイズが発生する

レスリースピーカーのホーンの回転スピード切り替えが出来ない

ドローバーの接点不良

音色の濁り、ノイズ等々

先ずは全体の動作状況の確認から開始


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するとまず出て来たのは特定のフィート数の半オクターブの音が出ない症状

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先ずはこの症状の原因を探ります。

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すると信号を追って行く内に原因特定が出来ました。

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この基板のコンデンサーで音が途切れていました。

コンデンサー交換で無事に音が出るようになりました。

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次にドローバーのメンテナンス

本体からドローバーユニットを全て取り外して動きをスムーズに

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次に接点不良を無くすため接点磨きを行います。

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これで音色関係の動作を正確にチェック出来るようになりました。

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当初この楽器を引き取った時にはホーンスピーカーからしか

音が出ていなかったのでその原因を調べる事に

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本体なのかレスリーなのか原因を探って行く内に

なんと本体でもなくレスリーでもない原因が分かりました。


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それはなんとレスリーケーブルのコネクター部分

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それぞれのソケットに接触不良が有り

それを改善した所見事に音が出るようになりました。

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次に特定の音で音割れがする

元々このレスリー21にはオーバードライブが有り

音を歪ませることが出来ます。

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しかしそれとは違い特定の音だけ歪が出ています。

よくよくチェックすると歪はレスリースピーカーの

サイドカバーから発生していました。

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プラスティック製のカバー共振していたようです。

こちらは後日取り外してコーキング処理をします。

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続いてレスリーのホーンスピーカーの回転速度を切り替えるスイッチが

動作不良を起こしていました。

本来ならばスイッチを押すとその都度ON-OFFが切り替えられるのですが

今はスイッチを押した時には切り替わりますが離すと元に戻ってしまします。

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このスイッチはペダル左脇のスイッチとも連動しており

このスイッチは正常に動作していました。

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この原因を探るのが少々大変でした。

どこかの特定の部品が故障している訳では無く

回路自体の連携した電圧やその他の値が低下している為に発生しているようでした。

その為回路内の関係部品をチェックして行き

弱っていそうな部分に補正回路を組んでの修理となりました。

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最終的に見当付けた回路に補正部品を取り付けて

回路全体の動作を正常値に戻す事で問題解消となりました。

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次にB3000特有のゴソゴソノイズ

この原因は使用されているコンデンサーが原因となっています。

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幾つかの回路に同じコンデンサーが使用されており

それが経年劣化によりノイズの原因となります。

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今回は楽器を遠方に送ると言う事もあり

全部のコンデンサーを交換する事にしました。

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今回交換したパーツ類

やはりコンデンサーが多いです。

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その後動作チェックをしたところ、また特定の音で歪やノイズが発生します。

どうやらこちらはICチップの不良のようです。

今回は部品が無い為修理はいったんここで終了

部品を発注して再度メンテナンスを行う事にします。

朝から丸一日がかりでしたが、一日では終わりませんでした。



  つづく
↓ ↓ ↓
https://bblog.sso.biglobe.ne.jp/ap/tool/newscaredisplay.do




 VIRAって何?  →  Vintage Instruments Restoration Activity
                      ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
           http://ramurinrindori.at.webry.info/201209/article_18.html


お問い合わせは

VIRA JAPAN (有)ラッキーパイン

℡046-280-4654までどうぞ



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